いろいろ調べた結果、結局一番家に近い教習所に通うことにしたので、実際に教習の申し込みに行きました。学生の時は学校の生協で教習パックみたいなものに申し込んで、実際に教習所に行くのは入所式からだったと思いますが、今回は教習所がどんな雰囲気か見てみたかったので申し込みのために行ってみました。
久しぶりの教習所。
車の免許を取った時は二度と来ることはないと思っていましたが、人生何が起こるかわかりません。なんかすごい懐かしい感じがします。受付のある建物の入り口を入ると、待合室には次の教習を待つ若者がたくさんいて、少しドキドキしてしまいます。
っていうか、ホント若いね。大学生って大人だと思ってたけど、今見ると子供にしか見えないね。
・・・そんな衝撃に軽く打ちひしがれながら、申し込みのために受付へ。
受付のお姉さん(というかお嬢さん)に、二輪の教習を申し込みたいと伝えます。ちょうど次の教習時限が始まる前で、教習生に教習原簿を渡したりキャンセル待ちの対応をしたりと忙しいタイミングだったようで、待合室で少し待つことに。
入れ替わるように、待合室の教習生は予鈴に合わせて一斉に教習車へ向かいます。
その後しばらく窓の外を走る教習車を眺めていると、先ほど受付で声をかけたお嬢さんが「どうぞこちらへ」と、カウンター席へ案内してくれます。
入所申込書を記入して、手持ちのPASMOを教習カードとして登録します。実際に教習を受けるときは、いつも使っているPASMOを受付でピッとやると配車券と教習原簿を受け取れる仕組みだそうです。
ハイテクです。
申し込みには本籍の確認が必要で、免許証の暗証番号を覚えていれば免許証内の本籍を読み取って終わりだったのですが、残念ながら二組の暗証番号を忘れていたので本籍の書かれた住民票が必要とのこと。入所式の時に準備出来ていればいいということなので、後日市役所へ取りに行くことに。
ロートルです。
料金の支払いも自動入金機。駅の券売機並みにハイテクで隔世の感があります。
先ほど登録したPASMOをかざすと申込内容通りの金額が表示されます。
小銭は小銭受けの中に無造作に投げ込めば自動で計数してくれますし、お札も投入口に無造作に重ねて突っ込めば一枚ずつ吸い込んでくれます。
ハイテクです。
ちなみにこの手の入金機を使うときは、財布の中の小銭を全部投入して自動で数えてもらって、財布の中の小銭を減らします。
小市民です。
料金の支払いを済ませて先ほどのカウンターに戻ると、次に教習の説明をしてくれます。
車の免許を持っているので学科は1時限のみ、技能は一段階と二段階に分かれていて、一段階のみきわめが終わると二段階に進み、二段階のみきわめが終わると卒業検定。
卒業検定に合格すると卒業証明書が発行されて、それを持って免許試験センターに行くと免許にバイクの資格の追記ができて、晴れてバイクに乗れるようになる、という流れだそうです。
教習の服装についても説明を受けます。車の場合ペダル操作に支障のない靴と、眼鏡・コンタクトレンズが必要になる程度だったと思いますが、バイクの場合は身体がむき出しで転んだ時に怪我をしないよう、もう少し服装に指定がありました。
曰く、長袖長ズボン、曰く、グローブか滑り止めのある軍手、曰く、フルフェイスかジェット型のヘルメット、曰く、くるぶしの隠れる踵がある靴、
曰く、
当校はヘルメットの貸出がありませんので、ご購入の上ご持参ください
えっと・・・?
当校はヘルメットの貸出がありませんので、にっこり
実は、教習の間は借りようか、それとも最初から買ってしまおうか、ちょっと悩んでいたヘルメットですが、晴れて借りるという選択肢はなくなりました。
技能教習までに、お買い物です。