・・・もたもたとブログを書いているうちに、なんと旅行をしてから1年が経ってしまいました。一年経っても、あの日の記憶は色褪せることなく、永遠に・・・とか、調子の良いことを書いてみたのは良いものの、実は色々思い出せず、写真を眺めてウーンウーン。
日記なんて、その日のうちに書くものですね。
一年経ってから書くものでは、ありませんね。
ちょうど夏休みシーズンですね。
夏休みの日記は、ニガテでした。
たきです。
とはいえ写真を見ていると、「そういえばこの写真を撮った時は、こんなブログのネタを考えていたっけかな」等々、いろいろ思い出してくるものですね。
写真って便利ですね。
写真撮るの、大好きです。
ここまで、サグラダ・ファミリアのことに全く触れずに書いてきましたので、そろそろ本題に入るとしましょう。
サグラダ・ファミリアです。
以前の日記でモンジュイックの丘からサグラダ・ファミリアを望む写真を載せましたが、バルセロナの街の中でもサグラダ・ファミリアは、その尖塔をひときわ高く、高く空に向けて伸ばしています。
「近代建築」において「塔」といえば、パリの凱旋門やエッフェル塔がそうであるように、サグラダ・ファミリアもご多分に漏れず、その尖塔に昇ることができます。
13世紀に建てられたベルギー・ブルッヘの鐘楼や、レッド・ツェッペリンが歌っていた頃は、天国へ行くために階段を登らないといけなかったわけですので、教会も時代に合わせて進歩するのでしょうか。
ちなみに、サグラダ・ファミリアの入場券を購入する際に、塔へ登るかどうかも一緒に決めて、料金を支払います。その際エレベータに乗る時間が指定されて、乗り遅れると地上に取り残されて彷徨う霊魂になってしまいます。
ある程度までエレベータで上って、そこからは迷路のような狭い塔の内部の階段を、ぐるぐるとまわります。
所々に開いた窓やバルコニーから下界の様子が覗けるようになっていて、一番最初の写真のように、サグラダ・ファミリアの威容を見上げる観光客が小さく見えます。
上に登ってみると、見上げていた時には見えなかった塔の造形を間近に見ることができます。
見えないからって手を抜くことなく、柱の彫刻がしっかりと作り込まれています。
地上への帰り道・・・
螺旋階段の中心から見上げる階段は、どこまでも続く幾何学模様になっていて、ここでも天国へ続く永遠を感じることができます。
そして、長時間階段を上り下りした疲労と、普段の運動不足から引き起こされる筋肉痛で、生きていることを感じることができます。