前回のブログで、通りの向こうにちらっと見えていた高い尖塔。
バルセロナでガウディといえば、真っ先にこれを思い浮かべるのではないでしょうか。
サグラダ・ファミリア(Temple Expiatori de la Sagrada Família)です。
生誕のファサード(Fachada del Nacimiento)側から見上げるサグラダ・ファミリアは、壁面の細工も細やかで、建築が始まった頃
こりゃー完成まで
300年はかかるね
と言われていたのも納得できる威容です。
バルセロナ港近く、モンジュイックの丘(Montjuïc)から街を見下ろすと、サグラダ・ファミリアの大きさがとてもよくわかります。
ご覧下さい。
この、圧倒的なまでの存在感を。
夕暮れ時、茜色に染まるスペインの港街。
せいぜい5階建て程度の低層住宅に囲まれて、サグラダ・ファミリアはその18本の尖塔を、天国に向けて高々とそびえ立たせるのでした。