生誕と 受難と

生誕と 受難
喜びと 悲しみ
対照的な のファサード



バルセロナに到着して2日目。
いよいよ、かの有名なガウディの建築物をその目で見るため、御一行は朝からサグラダ・ファミリアに向かいます。
御一行が到着した10時頃には、チケットカウンターは長蛇の列。どのくらい長蛇かというと、サグラダ・ファミリアをほぼ一周するくらい。

そして、係の人がなにやら小さなチラシを手に並んでいる人に声をかけています。
曰く

スマートフォンを持っている人は、このQRコードをスキャンすると、オンラインでチケットが購入できます

というわけで御一行も、12:30に入場、13:30に塔のエレベータに乗れるチケットをオンライン購入。近代テクノロジー万歳?(^o^)/
入場時間まで外から全体を眺めることに。

一枚目の写真はサグラダ・ファミリア東側正面、生誕のファサード(Façana del Naixement)です。
前回のブログの夜景を撮った面です。陽の光の下で見ると、ゴシック様式でデザインされた4本の尖塔は、これまで欧州各地で見てきたゴシック様式の教会に通じるものかある、まさに教会、という雰囲気を醸し出しています。


Barcelona_サグラダ・ファミリア_生誕のファサード生誕のファサードでは、イエス・キリストの生誕から初めての説教までが、緻密な彫刻で描かれています。

もしキリスト教の知識があれば、彫刻それぞれに込められた宗教的な意味が感じられるのでしょうが、残念ながらそこまでの知識もなく、ただただ素晴らしい彫刻として鑑賞。


Barcelona_サグラダ・ファミリア_受難のファサード次に西側正面に回り込むと、そこは受難のファサード(Façana de la Passió)。

生誕のファサードの重厚な雰囲気とは対照的に、こちらは直線的でシンプル、現代芸術のような感じを受けます。


Barcelona_サグラダ・ファミリア_受難のファサード受難のファサードでは、イエス・キリストの最後の晩餐から昇天までが、抽象的な彫刻で描かれています。

生誕のファサードとあまりにもデザインが違っていたので、最初に彫刻を見た時「これは、完成前の仮置きの彫刻なのかな」と思ったほどです。

生誕と受難、東と西、曲線と直線、重厚とシンプル、いろいろな対比が見られるサグラダ・ファミリアの外周。

ホントは南に栄光のファサードというのがあるのですが、こちらはただいま鋭意建築中。

紹介はまた、後ほど・・・


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