ロンドンの城砦

ロンドンを守る
王の城砦



現在「女王陛下の宮殿にして要塞(Her Majesty’s Royal Palace and Fortress)」と呼ばれているロンドン塔は、11世紀に外敵からロンドンを守るために建造された城砦が出発点になっています。
名前に宮殿という単語も含んでいますが、至る所に戦いの跡を残していて、印象としては城砦としての色彩の方を強く感じます。

昨年行ったフランスのルーブル美術館も、元は12世紀に建造されたルーブル城という城砦から始まっているのですが、その後城砦としての面影を残さないほど豪華な宮殿に改築されてるのを考えると、いろいろな場所に行って、いろいろなものを見るっていうのは、面白いですね。


こぢんまりロンドン塔の内部も質素で、通路も狭く、部屋も小さく薄暗く、古い時代の建物をそのまま残している感じがします。



銃窓内部が薄暗いのは、銃窓しかない部屋が多く、そこからしか光が差し込まないからかもしれません。

部屋にも階段にも城壁にも、至る所にこんな形の銃窓が開いています。


兵士(?)とボーガンそして、部屋にはいろいろな時代の武器が展示されています。
この部屋には銃窓の近くにボーガンの模型が置いてあって、みんな思い思いのボーズでボーガンを構えて、記念写真を撮っていました。

また他の建物には、歴代の武器や甲冑や馬具、現在も式典等で使用される儀仗用の武器が納められていて、とても見応えがありました。

え、写真?
・・・諸事情により、先送りさせていただきます(--;)


戦利品のナポレオン砲建物の中だけではなく、外にもいろいろなものが展示されています。

写真の大砲は、ナポレオン軍と戦った際に戦利品として持ち帰ったナポレオン砲です。
儀礼用25ポンド野砲そしてこちらは儀仗用の25ポンド野砲。

ぴかぴかに磨かれているのでちょっと模型っぽいですが、いろんな儀式の時に、きちんと使われています。


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