ロンドンは産業革命以降、いち早く鉄道が発達した街で、ロンドン市内の移動も地下鉄が大活躍しています。なので、ベルリンやアムステルダムなどのように、道路にトラムが走っているような光景はあまり見かけることがありません。
そんな中、このドックランズ・ライト・レールウェイ(Docklands Light Railway / DLR)は、珍しく地上を走る市街電車です。
日本で言うと、ゆりかもめのような位置づけでしょうか。
天文台というのはどこも辺鄙な場所に建てられているので、このDLRに揺られて、ロンドン市内とちょっと離れたグリニッジを往復します。
地下鉄と違って、緩やかに流れる異国の風景を車窓からぼんやり眺めていられる、地上を走るこういう電車は好きです。