最近、どこかに行くと恒例になっている、教会コレクション。
今回はベルリンの教会です。
最初の写真はベルリン大聖堂(Berliner Dom)。
プロイセン家やヴィルヘルム一世の墓碑のある、王家ゆかりの教会です。
次は聖マリエン教会(St. Marienkirche)です。ベルリンで2番目に古い歴史を持つ教会で、その歴史は13世紀までさかのぼるそうです。
また、森鴎外の「舞姫」の一場面、豊太郎とエリスが初めて出会う場所でもあります。
1270年に建てられた聖マリエン教会と、1969年に建てられたテレビ塔、二つの尖塔が700年の時を越えて青い空を突きます。
最後は前回ちょっとだけ紹介したフランスドーム(Französischer Dom)と、その奥に見えるのはドイツドーム(Deutscher Dom)です。
この二つの教会は、フランスで迫害されてベルリンに移住してきたプロテスタントの一派ユグノーのために、1700年頃に建てられた教会です。
こうして街を歩いていると、世界史の教科書に出ていた出来事と関係ある場所ばかりで、とても楽しいです。